NYダウ先物

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株価指数先物といえば日経225先物だけではありません。世界中には様々な株価指数先物が取引されており、中でも最大の市場はアメリカ市場の先物です。

日本ではダウ先物が有名ですが、アメリカ市場ではその他にも株価指数先物が取引されています。

NYダウ平均とは

ニューヨークダウ平均と呼ばれるダウ・ジョーンズ工業株平均株価とは米国に上場する大企業30銘柄で構成される株価指数のことを指します。2016年8月の時点でNYダウに採用されている30企業は以下の企業になります。

1, アップル

2, アメリカン・エキスプレス

3, ボーイング

4, キャタピラー

5, シスコシステムズ

6, シェブロン

7, イー・アイ・デュポン・ドュ・ヌムール

8, ウォルト・ディズニー

9, ゼネラル・エレクトリック

10, ゴールドマン・サックス・グループ

11, ホーム・デポ

12, IBM

13, インテル

14, ジョンソン・エンド・ジョンソン

15, JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー

16, コカ・コーラ

17, マクドナルド

18, 3M

19, メルク

20, マイクロソフト

21, ナイキ

22, ファイザー

23, プロクター・アンド・ギャンブル

24, トラベラーズ・カンパニーズ

25, ユナイテッド・ヘルス・グループ

26, ユナイテッド・テクノロジーズ

27, ビザ

28, ベライゾン・コミュニケーションズ

29, ウォルマート・ストアーズ

30, エクソンモービル

以上の一度は企業名を聞いたことがあるような世界的な大企業でダウ30種工業株価指数は構成されています。

アメリカ市場の先物とは

アメリカの代表的な株価指数といえば、

  • 経済ニュース通信社であるダウ・ジョーンズ社が算出するアメリカ合衆国の代表的な株価指数であるダウ工業株30種平均
  • アメリカ・ニューヨークにある全米証券業協会(NASDAQ)で取引されている約5,500銘柄の全てを時価総額加重平均で算出した指数であるナスダック総合指数
  • 投資情報会社であるスタンダード・アンド・プアーズ社がニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出しているS&P 500

などが挙げられます。

日本では日経225ラージが取引の中心ですが、アメリカ市場の先物は日本市場の先物とは少し違って、E-miniと呼ばれる日経225ミニのように取引単位が小さい先物が取引の中心となっています。

プロのトレーダーが実際に取引や監視するのもE-mini ダウ30指数先物やE-mini ナスダック総合指数先物、E-mini S&P500です。

中でも取引高や流動性が大きく中心的な先物は商品のコードからESと呼ばれているS&P 500の株価指数先物であるE-mini S&P 500先物です。

アメリカを代表する株価指数や先物と言われればNYダウだと思われるかもしれませんが、NYダウですと30の企業で構成された株価指数なので、あまりに構成銘柄数が少なく本当にアメリカ経済を反映させている指数なのか疑問です。NYダウ30種以外にもアメリカ市場には時価総額も高く世界的な企業がたくさんあります。なのでよりアメリカ経済を反映させているS&P500の先物であるE-mini S&P500先物が世界中のトレーダーが注目し取引を行っているわけです。

日経225先物とE-mini S&P 500先物との関係

アメリカ市場が下落すると、翌日の日本市場も下落して始まることが多いように、日本市場はアメリカ市場の影響を強く受けます。

これはグローバルに事業を展開する企業がアメリカ市場には沢山あることと、世界中の投資マネーは繋がっており、アメリカ市場に上場する株式を売却する場合は日本や欧州の企業の株式も同時に売却することが多いなど様々な理由が挙げられます。

世界最大の株式市場であるアメリカ市場の影響は何も寄り付き値だけではありません。ヘッジファンドや機関投資家、証券ディーラーなどは日中の取引をおこなう際にもアメリカ市場の先物を監視しています。

日経225先物が引っ張る形でアメリカ市場の先物が上下に動く時は、それほど気にすることは無いかもしれませんが、実際の日中取引ではアメリカ市場の先物に大きな注文が入って日経225先物が買われる売られることは多いです。もちろん、日経225先物の値動きがアメリカ市場の先物を引っ張ることもあります。

ヘッジファンドや機関投資家、証券ディーラーなどの大口注文を出す大口投資家がアメリカ市場の先物を重要視して監視しながら売買をしているということは日経225先物を取引する個人投資家も監視するべきでしょう。

日経平均とNYダウの裁定取引

先に日経平均とNYダウには相関性があり、値動きはよく似たものになると言いましたが、経済状況などのファンダメンタルズや政治的な要因など様々な理由で日経平均がNYダウよりも強い値動きになる、もしくは逆にNYダウが日経平均よりも強くなることがあります。

そのような場合プロのトレーダー達は先物取引を利用して日経225先物を買い同額分NYダウ先物を売る裁定取引を呼ばれるポジションを取ります。

  • 日経225先物を買い、NYダウ先物を売ることをNNロング
  • 日経225先物を売り、NYダウ先物を買うことをNNショート

日経(Nikkei)の頭文字のNとNYダウのNを取ってNNロング、NNショートという風にポジションのことを表現します。

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